精密機械部会
株式会社オイダ製作所 代表取締役社長 種田伸一朗 様にお話を伺いました。
INTERVIEW
PRポイントを教えてください
1942年の創業当時は、航空機の部品を作っていました。その後、バネ式ハカリ(自社製品)の製造、現在の主力である部品の加工へと移行していきました。現在は、産業機械の部品を中心に製造しています。
特徴は、生産ラインでの量産品も、少量品や試作品の加工も行えることです。品質、納期に関しては、お客様に満足していただけるように力を入れており、その結果、多くのお客様と長いお付き合いをさせていただいています。
今後の展望や目標は?
コロナ禍により受注が減少している今だからこそ、社内改善5S(整理・整頓
清掃・清潔・躾)活動をがんばっています。
受注が戻った際には、5S活動の成果により生産性が上がり、利益を出せる体質にしたいと考えています。
会社を経営してきて良かったことは何ですか?
社長になって4年、自分の理想に向かう決断ができるようになりました。お客様や社員、色々な方との出会いから多くの経験ができ、「人とは何か」というようなことを考えられるようになってきました。
現在、自分の時間があまり持てませんが、今後は趣味の時間も持ちながら、会社と共に成長していきたいと思っています。
他社に真似のできないことは何ですか?
加工製品のバリエーションが多いことです。現在、1,200~1,300種類の製品を加工しており、1個から月産50,000~60,000個まで柔軟に対応できることが強みです。
この様な、加工形態は他社ではあまりみられないのでお客様からも評価されています。
(社長の)最近嬉しかったこと教えてください
先日、初めて長男がおねしょをしなかったことです(笑)。
現在は子育てにも力を入れており、休日には子どもと一緒の時間を取るようにしています。
日々色んな事を吸収していく子どもの成長を見るのが楽しみです。
(社長の)座右の銘・好きなことばを教えてください。
「人を呪わば穴二つ」
人を呪うと自分にも返ってくるという意味です。SNSなどでの誹謗中傷が多い昨今、人のことはあまり考えず自分のやるべきことをやるように心掛けています。
事務局コメント
完成したばかりの池田工場でインタビューさせていただきました。新築の香りのする新しい工場で整理整頓が大変行き届いている印象を受けました。社員さんにも気持ちよく挨拶していただき、こちらもいい気分にさせていただきました。