企業インタビュー

素材部会

今村金属株式会社 代表取締役社長 今村貴至 様にお話を伺いました。

代表取締役社長 今村貴至  様にお話を伺いました。

INTERVIEW

御社の強みは何ですか?  PRポイントを教えてください

西濃地域で2社ほどしか持っていない大型金属切断機ギロチン1250tを所有しているので、ダンプカーサイズの大型母材を切断することができ、その加工施設もあります。
産業廃棄物中間処理の許可を取得しており、企業間の引き取りのほか、ディーラーとしての業務も行っているため業者さんからの持込もあるなど、取引先は多様です。また、他県での取引もあるので、ネットワークも広範囲にわたります。

今後の展望や目標は?

1.海外への進出。
インドネシアに出資会社があり、そこにエンジニアリング部門があります。また、インドの工場設備にも携わっています。
2.外国人技能研修生の人材派遣業の組合理事長として、日本と海外の若者に貢献。
日本の企業に貢献すること、将来のある外国人の若者へ技術提供を進めていきたいと考えています。
3.外食産業・飲食業など多分野への進出。

この三本の柱を中心に、この業界でのさらなる拡大は難しいとも考えているため、本業以外の幅広い分野へ拡大を図っていきます。
本業については、設備投資を行いながら、工場は常にきれいし、近未来的なリサイクル会社を目指しています。工場はグリーンを貴重として、今までのリサイクル業のイメージを変えていく取組みを行っています。

大切にしていることは何ですか?

クリーンなイメージを大切にしています。

会社を経営してきて良かったことは何ですか。

当社は若い社員が多く、平均年齢は30代後半です。求人も出したことはありませんが、口コミ紹介等で若い社員が入社してくれています。また、勤続年数も長いことも特徴です。
先輩社員が若い社員に、挨拶から行動まで全てを教える体制が整っています。信頼して任せているので、私が口出しすることはありません。
若い社員が育ってきていると感じます。自ら考えて行動する力がついて、戦力になっています。
挨拶などの基本的な社員教育についても、先輩社員が、新入社員に付いてしっかり教えることが伝統となっています。私が指導しなくても教育できる体制になっていることがありがたいと思っています。
若手社員との食事会もよくあり、コミュニケーションを大事にしています。

(社長の)趣味は何ですか?

旅行が趣味です。特に東南アジアが好きで、アジアは随分行っています。仕事で行った際には、南の島巡りをします。人があまりいない島、日本人がいない島へ1人で行き、シュノーケリングやスキューバーなどで海にもぐるのが好きです。特に、シュノーケリングは高校生の頃からやっています。
海外へ行くことが多いのですが、飛行機が飛ばず予定通りに帰って来られない等トラブルが起きることもあります。海外では危ないこともあるので、それを心得た上で1人歩きを楽しんでいます。
日本史が好きで、特に戦国時代、戦国武将が好きです。お城巡りも趣味で、100名城は行きました。学生時代から数えると、山城を含め4、500名城は行きました。

(社長の)最近嬉しかったこと教えてください。

子どもの成長です。二人の娘がいますが、何事もなく成長してくれていることが喜びですし、この平穏が何より嬉しいことです。 
家族旅行も年に数回行きます。海外に行くと、子どもたちのほうが英語をうまく話せるようになり、言葉に困らなくなりました。成長を感じますね。

(社長の)座右の銘・好きなことばを教えてください。

好きなことば:「運」に任せる
「運」は自分で引き寄せるものだと思っていますし、運気の上下はあるものだとも思っています。また、自分の直感を信じることが大事だと思っています。
神仏も大切だと思っており、幼い頃から連れて行かれていた地元の御首神社を大事にしています。

(社長の)最近見た映画、読んだ本で感銘を受けたものはありますか?

映画は大好きで、大河ドラマも好きです。特に戦国ものが好きで、全て見ました。
「白鯨との闘い」生きるための映画で、人間の生に対する執着を感じました。
「トヨトミの逆襲」トヨトミの野望が描かれ、おもしろかったですね。

事務局コメント

本業のリサイクル業のほか、多様なネットワークを活かして今後も様々な事業を展開される予定とのこと。
常に、新しいことへチャレンジをしているパワフルな社長です。