企業インタビュー

金属プレス部会

株式会社JーMAX 代表取締役社長 執行役員 齊藤 浩 様にお話を伺いました。

代表取締役社長 執行役員 齊藤 浩  様にお話を伺いました。

INTERVIEW

御社の強みは何ですか?  PRポイントを教えてください

・当社は、金型を作ることで創業し、その後にプレス加工を始めました。通常はプレス加工から始まるのが一般的です。そのため、金型に関しては強く、今も金型部門には力を入れています。
・スーパーハイテン(超高張力鋼板)を加工する金型の開発(冷間での加工)が強みです。通常の8倍の強度があるため、その分板厚を薄く、軽量化できます。
・安全性を確保できる部品の製作が強みです。

今後の展望や目標は?

・岡山県水島の方に拠点を作ること。
 現在、国内では関東と中部に拠点があるので、西の方にも拠点を持ちたいと考えています。
・海外は、今ある場所の強化を図っていきます。

日頃気にかけていることは?

・朝、会社に着たら、災害がなかったか、客先に品質やデリバリー面で迷惑をかけていないか、ということの確認を必ず行います。
・従業員ファーストで、特に社員を大切にしています。
・福利厚生にも気を付けています。

大切にしていることは何ですか?

・新入社員には、「会社のため以上に、自分のために仕事をしろ」といつも言っています。
・社員教育にも力を入れており、通信教育や講習会等を実施しています。費用はすべて会社負担です。

会社を経営してきて良かったことは何ですか。

自分は創業家以外の社長であるため、企業としては特殊です。
今まで特に良かったと思うことはありませんが、自分の裁量で会社の方向性を決められることは、社長になって良かったと感じることです。

他社に真似のできないことは何ですか。

・社員と社長の距離が近いアットホームな社風です。
 月に2回ほどは社員と飲みに行きますし、新入社員とも交流を持つようにしています。
 社長室のドアは、常に開けたままにしています。

(社長の)趣味は何ですか?

魚つり:以前は日本海によく行きましたが、今は日間賀島です。月に1回程度、日帰りで行きます。日間賀島には専属の船頭さんもいるんです。
魚は自分でさばいて食べます。世界の中でも伊勢湾の魚が一番おいしいですね。特においしいのは、タイ・ハマチ・イサキ・メバルです。
料理:休日はよく料理をします。和・洋・中何でもOK!正月はおせち料理を自分で作ります。包丁も高価なものを自分で研いで使っていますよ。

・(社長の)最近嬉しかったこと教えてください。

・客先のホンダ様より3年連続で取引先優秀賞(600社ある中での優秀賞)をいただいたことです。大変モチベーションが上がるものです。
・期末ボーナスを出すことができたことです。
プライベートのことよりも会社のことの方が、喜びは大きく感じます。

(社長の)座右の銘・好きなことばを教えてください。

・「一念通天」固い決意を抱いて一心に取組めば、物事を成し遂げることができるという意味です。
・「迅速果断」物事を素早く判断・決断して実行すること。とにかく仕事も何もかもスピードが必須です。
・「夢は逃げない 逃げるのは自分」社員教育の時にも話す言葉です。

・(社長の)最近見た映画、読んだ本で感銘を受けたものはありますか?

・池井戸潤が好きです。本やドラマはよく目を通します。最近では監査役野崎修平のドラマがおもしろかったですね。
・韓国ドラマも好きです。1,000時間分のテレビ録画の取溜めがあります。
 製作者の発想がユニークで先が読めない内容ばかり。検事物、警察物が特におもしろく、あのストーリーは日本人では作れないと思います。

事務局コメント

自動車用プレス部品と金型設計、製作等一貫して行うことができる会社。国内外に拠点がありグローバルに展開されている。工場内には画像診断システムやロボットなどⅠoT化がとても進んだプレスラインに目を引かれた。
齊藤社長は大きな会社のトップである威厳を感じられる方ではあるが、社員を大切にされていることがとても伝ってきた。穏やかにお話しされるのが印象的でした。

事務局コメント 事務局コメント