企業インタビュー

製缶鈑金部会

株式会社イシトメ精器 代表取締役社長 大橋哲哉 様にお話を伺いました。

代表取締役社長 大橋哲哉 様にお話を伺いました。

INTERVIEW

御社の強みは何ですか?  PRポイントを教えてください

「何でもできる!」こと。
金属加工からプラスチック加工まで可能です。
コンビニの棚板、小売業の販売の棚、棚板、柱など、手のひらサイズのものから大きなものまで対応できます。
現在、学校で貸与されるタブレットの保管棚を製造しています。消火栓の保管庫、豚舎で豚の重量を計るフレームなど、様々なものを作っており、機械の中で使われるものではなく、生活の中で当たり前に見ているものも多くあります。
コンビニの棚板などのように、自分たちで作った製品が実際に使われている様子を目にすると嬉しく思います。従業員も、お店で棚を覗き込んでしまうようで、従業員にとっても喜びとなっています。

今後の展望や目標は?

必要とされる企業であり続けることを目指しています。
コスト競争もさけるためにも、他社とは違う物を作り続けていきたいと思っています。
現在もお客さんから「こんなものが欲しい」と依頼され、何度も試作、改良、変更を重ね、ゼロから時間をかけて作り上げているところです。今後も、色を調整したり、デザインを変更したり、ゼロから作り上げることができる企業であり続けることを目指していきます。

大切にしていることは何ですか?

「お客さんの想いを形にすること」
「こういうものが欲しい」「できないかな」という依頼を形にしていくことを大事にしています。
時間をかけてゼロから作り上げていく、他社ではできない、他社が嫌がるような難しい仕事にチャレンジしていくことがおもしろく、やりがいを感じる点です。はまっています(笑)
難しい仕事に取組むことが楽しい!通常の現場は従業員に任せているので、難しい仕事にチャレンジすることができ、また、当社しかできないということが誇りです。
お客さん・協力会社さん・従業員に助けてもらいながら仕事ができることをありがたく思っています。

会社を経営してきて良かったことは何ですか。

「色々なこと挑戦できること」 
新しい事にチャレンジできることが楽しく、嬉しく思います。「こんなものが欲しい」と言われ、まずはイラストから始まり、要望通りの形となってお客さんにお届けします。この過程が喜びです。
最終的に店舗などで自分たちが携わった製品を実際に見ることができることも、大きな喜びです。
「会社を続けることができたこと」
このような時代にも、受注をいただきお客様に助けてもらっています。
従業員にも助けてもらっています。20年、30年と勤続してくれています。15、16歳で入社し、30年選手ともなると、中堅として信頼して任せることができ、本当に頼もしく感じます。会社としても、機械関連などの環境設備をできうる限りしていきたいと思っています。

(社長の)趣味は何ですか?

昔は魚釣りが趣味でしたが、今は仕事が趣味です。
形のないものから、作り上げていくことが楽しいんです。仕事でもありますが、楽しいので趣味になっています。
旅行:妻と二人で年に何度か旅行に行きます。
諏訪湖の花火は、水面から打ち上げられ湖面に映る迫力は見事でした。湖上に筏でつくられた桟敷席からは、見るたけでなく音も身体に響きます。雨の中での鑑賞でしたが、花火は素晴らしかったですね。
大曲の花火は、何箇所からも打ち上げられる美しさと迫力で圧倒されました。規模も迫力も桁違いです。また、人の多さも桁違いで、バスが何百台もある凄さで、駐車場からツアーバスが出発するまでに2時間もかかりました。(笑)
休日は妻の買い物にもつきあいますよ。

(社長の)最近見た映画、読んだ本で感銘を受けたものはありますか?

池井戸潤が好きです。半沢直樹シリーズ原作は全巻読破!ドラマを見る前に読んでいたので、テレビを見ながら原作との違いを感じながら見ていました。
池井戸さんは岐阜県出身でもあるし、現代の問題を題材にした小説が多いので共感できます。テンポの良いところもいいですね。
池井戸さんの他の作品も読みますが、人としての空しさ、もどかしさなど人間味が描かれている点も興味深いところです。
気に入った作品に出会うと、その作家の他の作品も読むようになります。

事務局コメント

大垣市の東側に位置する金属加工製造会社
常に新しいことにチャレンジされるパワフルな大橋社長
物腰柔らかく、ゆっくり穏やかにお話ししていただきました。仕事に対する熱い想い、スピード感、わからないことは訊く、直接向かうようにしているという、フットワークの良さが信頼を高め仕事、ご縁に繋がっていくのだろうと感じました。